組織学と病理組織学

研究・教育・レビューのための組織学スライドビューア

SlideScope は Windows と macOS 向けのデスクトップ組織学スライドビューアです。スキャンした組織学・病理組織学スライドを開き、フル解像度で組織内を移動し、校正済みのマイクロメートル単位で構造を計測し、注釈をスクリーンショットやノートに散らばらせずにスライドに紐づけておけます。

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スキャンした SVS・TIFF スライド 校正済みのマイクロメートル計測 保存されるスライド注釈

組織学チームがスライドビューアに求めるもの

組織スケールのナビゲーション

スキャンした組織学スライドは、幅が数万ピクセルに及ぶことがあります。切片全体の概観から個々の核まで、ズームとパンがなめらかでなければ、レビュー担当者は組織内で自分の位置を見失ってしまいます。

信頼できるスケール

組織学の計測は、ビューアが物理的なピクセルサイズを把握していて初めて意味を持ちます。SlideScope はスライドスキャナーが書き込んだキャリブレーションを読み取り、距離をマイクロメートル単位で表示します。

残る所見

番号付きマーカーと保存したメモはスライドとアカウントに紐づいたまま残るため、2 人目のレビュー担当者も同じ画像を同じ文脈で開けます。

SlideScope で開ける組織学の形式

組織学・病理組織学のワークフローが単一の形式で完結することはまれです。明視野スライドスキャナーでスキャンした切片は Aperio SVS で届き、同じプロジェクトの蛍光画像は Zeiss CZI や Nikon ND2 で届き、論文用に準備中の図は TIFF や OME-TIFF で保存されています。SlideScope はこれらすべてを 1 つのデスクトップアプリケーションで開きます:

  • Leica および Aperio の明視野スライドスキャナーによる Aperio SVS 全スライド画像
  • スキャンソフトウェアからのピラミッド形式のエクスポートを含む TIFF と OME-TIFF
  • 蛍光・マルチチャンネル組織学向けの Zeiss CZI
  • 共焦点およびタイムラプス撮影向けの Nikon ND2
  • 医用形式で共有される画像向けの DICOM

SlideScope は現在、OpenSlide バックエンドを通じて Hamamatsu NDPI と VMS、3DHISTECH MRXS、Leica SCN、Ventana BIF のスライドを開けます。MRXS と VMS のスライドはピクセルデータが付属フォルダーにあるため、ローカルストレージから開く必要があります。バージョン 1.10.0 からは、スキャン領域ごとにそれぞれのピクセルサイズで計測できる Olympus/Evident VSI スライド、Hamamatsu NDPIS 蛍光セット、さらに OIB と OIR、LSM、ZVI、Leica LOF と XLEF などの顕微鏡形式も開けます。バージョン 1.20.0 からは Philips iSyntax と KFBio KFB のスライドも開けます。その他の形式については、ワークフローを決める前に形式互換性の一覧をご確認ください。

3DHISTECH SlideViewer をお探しですか?これはベンダーが提供する MRXS スライド用の Windows 向け無料ビューアです。Mac で使う場合や、MRXS をほかの形式と併用する場合は、3DHISTECH SlideViewer:ダウンロード、Mac 版、代替ソフトをご覧ください。

組織学、病理組織学、バーチャル顕微鏡

この 3 つの言葉は重なり合う作業を指しており、適したツールはどの作業を行うかによって変わります。

組織学研究とは通常、切片をレビューし、条件を比較し、構造を計測し、領域を図に取り込むことを意味します。これはまさに SlideScope の用途です。

病理組織学ソフトウェアは、検査情報システムや症例管理から、バリデーション済みの診断プラットフォームまで、はるかに広い領域をカバーします。SlideScope が担うのはその中の閲覧・レビューの層で、症例管理や診断レポートの部分は対象外です。

教育におけるバーチャル顕微鏡とは、学生一人ひとりに実物の顕微鏡を用意する代わりに、クラス全員が同じスキャン済みスライドセットにアクセスできるようにすることです。SlideScope は各学生の Windows や Mac のマシン上でローカルに動作し、共有リンクを開け、サーバーの導入や席ごとのラボ設備を必要としないため、この用途に適しています。

組織学向け SlideScope に関する簡単な回答

適したユーザー:組織学・病理組織学の研究グループ、バーチャル顕微鏡を運用する教育ラボ、そしてスキャンしたスライドを Windows と macOS の両方ですばやく開く必要があるレビューチーム。

主な強み:SVS と TIFF の全スライドレビュー、校正済みのマイクロメートル計測、メタデータの表示、アカウントに紐づいて保存される注釈、デバイス上での核と細胞の計数、TIFF エクスポート、共有リンクからの読み込み。

重要な制限:SlideScope は閲覧・レビュー用のツールで、研究用途としてご自身のコンピューター上で核や細胞を計数し、すべての結果を目視で品質確認することもできます。組織や領域の分類、スクリプトによる解析パイプラインの実行、診断レポートの作成は行いません。

最終確認日:2026 年 10 月 10 日。

組織学チームからよくある質問

スキャンした組織学スライドでは通常どのファイル形式が使われますか?

スキャンした組織学スライドの多くは、Aperio SVS 全スライド画像か、ピラミッド形式の TIFF や OME-TIFF のエクスポートとして届きます。SlideScope は Windows と macOS で SVS、TIFF、OME-TIFF、CZI、ND2、DICOM ファイルを開けるほか、OpenSlide バックエンドを通じて Hamamatsu NDPI と VMS、3DHISTECH MRXS、Leica SCN、Ventana BIF のスキャンも開けます。バージョン 1.10.0 からは Olympus/Evident VSI スライドと Hamamatsu NDPIS 蛍光セットも、バージョン 1.20.0 からは Philips iSyntax と KFBio KFB のスライドも開けます。

SlideScope は診断用の病理組織学ソフトウェアですか?

いいえ。SlideScope は研究、教育、レビューのための組織学・病理組織学スライドビューアです。診断機器ではなく、臨床で使用する場合は所属施設のバリデーションおよび規制上の要件に従ってください。

組織学スライド上の構造を計測できますか?

はい。SlideScope はスライドスキャナーや顕微鏡が保存したピクセルサイズを読み取り、画面上の距離を校正済みのマイクロメートルに換算するため、どのズームレベルでも計測値は意味を保ちます。

学生がバーチャル顕微鏡の授業で使えますか?

はい。バーチャル顕微鏡の授業でスキャン済みスライドセットを配布し、学生が自分の Windows や Mac のマシンで同じ画像を開き、見つけたものを注釈として保存できます。

ご自身の組織学スライドで SlideScope を試す

無料のサンプルライブラリではすべてのツールが使え、ご自身のファイルが開けるかどうかもアプリが無料で確認するため、決める前に実際のスキャン切片でナビゲーションの速さ、計測の精度、注釈の引き継ぎを試せます。

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